
初心者のピラティスウェアは何を選ぶ?失敗しない選び方とおすすめ
ピラティスを始めようと思ったとき、最初に悩むのが「何を着ればいいの?」という疑問です。
専用のウェアが必要なのか、手持ちの服でいいのか...
体のラインが出るのは抵抗があるし、そもそも続けられるかわからないのに高いウェアは買いたくない!
そんな悩みを抱える初心者の方は少なくありません。
この記事では、ピラティス初心者が知っておきたいウェア選びの基本から、体型カバーの方法、予算別の揃え方まで詳しく解説します♪
失敗しない選び方がわかれば、安心してピラティスを始められるはずです。
今回紹介するアイテム一覧
初心者がピラティスウェアで悩む3つの理由

ピラティスを始めるにあたって、多くの初心者が服装選びで立ち止まってしまいます。
なぜここまで悩むのか、その理由を見ていきましょう。
「専用のウェアじゃないとダメ?」という疑問
結論から言うと、専用のピラティスウェアは必須ではありません!
動きやすく伸縮性のある服であれば、手持ちのスポーツウェアやTシャツでも十分です。
実際に初心者の多くは、普段着ているジャージやヨガウェアで始めています。
ただし、ピラティスには四つん這いや仰向けになる動きが多いため、めくれ上がりにくく、動きを妨げないものを選ぶことが大切です。
体のラインが出るのが気になる...
ピラティスウェアと聞いて思い浮かべるのは、体にぴったりフィットしたレギンスやタンクトップではないでしょうか。
「体型に自信がない」「お腹まわりが気になる」という理由で、ウェア選びに抵抗を感じる方は多いものです。
でも安心してください♪
初心者はゆったりめのTシャツにレギンス、あるいはレギンスの上にショートパンツを重ねるスタイルでも全く問題ありません。
体のラインが気になる場合は、無理にフィットしたウェアを選ぶ必要はないのです。
続けられるかわからないのに費用をかけたくない
「もしかしたら続かないかもしれない」と思うと、高いウェアを買うのはためらわれますよね...
この気持ちは当然のことで、最初から高額なウェアを揃える必要はありません。
3,000円から5,000円程度で動きやすい服は十分に手に入ります!
続けられそうだと感じてから、少しずつお気に入りのウェアを増やしていくという選択肢もあるでしょう。
最初に揃えるべき3つのアイテム
ピラティスを始めるとき、最低限必要なのはトップス、ボトムス、インナーの3つです。
それぞれどんなものを選べばいいのか見ていきましょう♪
動きやすいトップスの条件
トップスは、腕を上げたり体をひねったりしたときにめくれ上がらないものが理想的です。
おすすめのトップスはこちら↓
☑ お腹が隠れる丈のTシャツ
☑ フィット感のあるタンクトップ
☑ 伸縮性のある長袖シャツ
胸元が大きく開いたものや、裾が広がっているものは避けた方が無難です。
四つん這いの姿勢になったときに胸元が見えてしまったり、生地がたるんで動きにくくなったりします。
締め付けすぎないボトムスの選び方
ボトムスは動きを妨げず、かつ安心して動けるものを選びましょう。
初心者におすすめなのはこんなアイテム!
☑ 膝まで伸ばせるレギンス
☑ 伸縮性のあるジョガーパンツ
☑ ストレッチ素材のフィットネスパンツ
ゆったりしすぎたスウェットは、生地が引っかかったり動きが見えにくくなったりするため注意が必要です。
反対に、締め付けが強すぎるものも呼吸がしにくくなります。
適度なフィット感がありながら、しゃがんだり脚を上げたりしても窮屈に感じないものが理想的でしょう。
スポーツ用インナーは必要?普通の下着との違い
ピラティスでは体を大きく動かすため、スポーツ用のインナーがあると快適です。
普通のブラジャーはワイヤーや金具が体に当たって痛みを感じることがあります。
特に仰向けやうつ伏せの姿勢では、背中の金具が気になるでしょう。
スポーツ用のブラトップやノンワイヤーブラを選ぶと、動きやすく快適にレッスンを受けられます♪
最初から専用のものを買わなくても、ワイヤレスのブラジャーがあればそれで十分です。
失敗しないウェア選びの5つのポイント

実際にウェアを選ぶとき、どんなポイントに注目すればいいのでしょうか?
失敗しないための具体的なチェックポイントを紹介します。
ポイント① 伸縮性はどこまで伸びれば十分?
ピラティスでは体を大きく伸ばしたりひねったりする動きが多いため、伸縮性は重要です。
目安としては、生地を軽く引っ張ったときに元の長さの1.5倍程度伸びるものが理想的でしょう。
ストレッチ素材やスパンデックスが入った生地を選ぶと安心です。
試着ができる場合は、その場で腕を上げたり屈伸したりして、突っ張り感がないか確認してみてください!
ポイント② 汗をかいたときに快適な素材とは
ピラティスは激しい運動ではありませんが、じんわりと汗をかくことがあります。
快適に続けるためには、吸汗速乾性のある素材を選ぶのがおすすめです。
ポリエステルやナイロンといった化学繊維は、汗を素早く吸収して乾きやすい特徴があります。
綿100%の素材は肌触りは良いものの、汗を含むと重たくなり乾きにくいため避けた方が無難でしょう。
ポイント③ ゆったりvs ぴったり、初心者にはどっち?
「体のラインが出るのは抵抗がある」という理由で、ゆったりした服を選びたくなるかもしれません。
しかし、あまりにゆったりしすぎていると...
- インストラクターが正しいフォームか確認しにくい
- 生地のたるみが動きを妨げる
といった問題が起きることがあります。
初心者には**「適度にフィットしているが締め付けすぎない」バランス**が理想的です。
体にそっと沿うくらいのフィット感を目安にしてみてください。
どうしても抵抗がある場合は、レギンスの上にショートパンツを重ねたり、長めのTシャツでお尻を隠したりする工夫で対応できます♪
ポイント④ 避けるべきデザインの特徴
ピラティスウェアを選ぶとき、避けた方がいいデザインがあります。
以下のような特徴を持つ服は、レッスン中に不便を感じるかもしれません。
- フードがついているもの
- 紐やリボンがついているもの
- ファスナーや大きなボタンがついているもの
- 裾が広がっているもの
仰向けやうつ伏せになったとき、フードや紐が体に当たって痛みを感じることがあります。
また、マシンピラティスの場合は、紐がマシンに引っかかる危険性もあるでしょう。
シンプルなデザインを選んでおけば、安心してレッスンに集中できます!
ポイント⑤ 夏と冬で変えるべきポイント
ピラティスは室内で行うため、季節によってウェアを大きく変える必要はありません。
ただし、スタジオの空調や自分の体感温度に合わせて微調整するといいでしょう。
夏のおすすめ
- 通気性の良いノースリーブやタンクトップ
冬のおすすめ
- 薄手の長袖シャツ
- 羽織りもの(体が温まるまで着用)
冷房が効きすぎていると感じる場合は、薄手のカーディガンやパーカーを持参すると安心です♪
体型カバーしながら動きやすい着こなし方
体のラインが気になる方でも、工夫次第で快適にピラティスを楽しめます。
悩み別の着こなし方を紹介しましょう!
お腹まわりが気になる人の組み合わせ
お腹まわりをカバーしたい場合は、こんな組み合わせがおすすめです↓
- ハイウエストのレギンス + お腹が隠れる丈のTシャツ
- チュニック丈のトップス + レギンス
- 長めのタンクトップ + ショートパンツを重ねる
ハイウエストのレギンスはお腹をしっかりサポートしてくれるため、体型カバーしながら動きやすさも保てます。
トップスは裾が絞られているものより、ストンと落ちるデザインの方が体のラインを拾いにくいでしょう。
二の腕を見せたくない人の選び方
二の腕が気になる方は、無理にノースリーブを選ぶ必要はありません!
半袖や長袖のトップスを選べば、気になる部分をカバーしながらピラティスができます。
薄手の長袖シャツは腕の動きを妨げず、かつ二の腕を隠せるため一石二鳥です♪
また、五分袖のトップスも腕の動きを確保しながら気になる部分を隠せます。
伸縮性のある素材を選べば、腕を上げたり後ろに伸ばしたりする動きも問題ありません。
下半身をカバーしたい人向けのコツ
太ももやヒップラインが気になる場合は、次のような工夫ができます。
☑ レギンスの上にショートパンツを重ねる
☑ 7分丈や9分丈のゆるめのパンツを選ぶ
☑ 濃い色のボトムスを選ぶ
黒やネイビーなど濃い色のボトムスは、視覚的に引き締まって見える効果があります。
また、レギンスに抵抗がある場合は、ジョガーパンツのような少しゆとりのあるシルエットを選ぶといいでしょう。
ただし、あまりにゆったりしすぎると動きにくくなるため、ストレッチ素材で適度なフィット感があるものを選んでください。
予算別に考える初心者のウェア選び

ピラティスウェアはどのくらいの予算で揃えられるのでしょうか?
価格帯別に具体的な目安を紹介します。
3,000円以内で揃えたい人
予算を抑えたい場合でも、3,000円程度あればトップスとボトムスを揃えられます!
手頃な価格帯のアイテムでも、伸縮性や速乾性といった機能は十分です。
目安の内訳
- トップス 1,000円〜1,500円
- ボトムス 1,500円〜2,000円
インナーは手持ちのスポーツブラやワイヤレスブラを使えば、追加の費用はかかりません。
まずは最低限のアイテムから始めて、続けられそうだと感じたら少しずつ買い足していくのも一つの方法です♪
5,000円前後で余裕を持って揃えたい人
5,000円程度の予算があれば、より選択肢が広がります。
- トップス2枚 + ボトムス1枚
- トップス1枚 + ボトムス1枚 + スポーツ用インナー
洗い替えを考えると、トップスは2枚あると便利です。
この価格帯なら機能性とデザイン性を兼ね備えたウェアが見つかります。
自分が気に入ったデザインのものを選べば、レッスンに行くのが楽しみになるでしょう!
「最初は安く、慣れたら買い替え」という選択肢
初心者のうちは続けられるかわからないため、まずは手頃な価格のウェアから始めるのが賢明です。
数ヶ月続けて「これからも続けたい!」と思ったタイミングで、少し良いウェアに買い替えるという方法があります。
最初から高いウェアを揃えて挫折してしまうより、段階的に投資していく方が気持ちも楽でしょう。
また、最初に買ったウェアは部屋着やちょっとした運動用として使い続けられます。
無駄にならないという点でも、この方法はおすすめです♪
マシンとマット、服装は変わる?
ピラティスにはマシンを使うものとマットで行うものがあります。
それぞれで服装選びに違いはあるのでしょうか?
マシンピラティスで気をつけること
マシンピラティスでは、専用のマシンに手足をかけたりストラップを使ったりします。
このとき注意したいのがこちら↓
- ゆったりした服は機械に引っかかる可能性がある
- 袖口や裾が広がっているデザインは巻き込まれる危険がある
マシンピラティスをする場合は、体にフィットしたデザインで、紐やフードがないシンプルなウェアを選びましょう。
タンクトップやTシャツにレギンスという組み合わせが安全です!
マットピラティスで気をつけること
マットピラティスはマシンがない分、服装の自由度は高くなります。
ただし、仰向けやうつ伏せの姿勢が多いため、背中に金具やファスナーがないものを選んだ方が快適です。
また、お腹が見えてしまわないよう、丈の長いトップスを選ぶといいでしょう。
マットの上で滑らないよう、靴下は滑り止めがついたものを選ぶか、裸足で行うのが一般的です。
スタジオによってルールが異なるため、事前に確認しておくと安心でしょう♪
よくある疑問と答え

初心者が抱きやすい疑問をまとめました。
不安を解消してから始めましょう!
Q. Tシャツとジャージでも大丈夫?
A. 大丈夫です!
動きやすく伸縮性があれば、普段着ているTシャツとジャージでも問題ありません。
実際に初心者の多くは、手持ちの運動しやすい服でレッスンを受けています。
ただし、あまりにゆったりしすぎていると動きにくいため、適度なフィット感があるものを選びましょう。
胸元が大きく開いたTシャツや、裾が広がったジャージは避けた方が無難です。
Q. 周りから浮かないか心配です...
A. 心配いりません♪
多くのスタジオでは、さまざまな服装の人がいます。
ぴったりしたウェアを着ている人もいれば、Tシャツにジャージの人もいるため、浮くということはほとんどありません。
特に初心者クラスでは、手持ちの服で来る人が多いものです。
体験レッスンに行く場合は、動きやすい服装であれば問題ないと案内されることがほとんどでしょう。
周りの目を気にするよりも、自分が動きやすく快適だと感じる服を選ぶことが大切です!
Q. 何着あればいい?
A. 週1回なら2セット、週2回以上なら3セットが目安です
週に1回程度通うなら、最低2セットあれば十分です。
- トップス2枚 + ボトムス2枚
これだけあれば、洗い替えができて困りません。
週に2回以上通う場合は、もう1セット追加するといいでしょう。
最初から何着も揃える必要はなく、続けながら必要に応じて買い足していく方が失敗が少なくなります。
自分のペースに合わせて、無理のない範囲で揃えていきましょう♪
まとめ

初心者のピラティスウェア選びで大切なのは、**「動きやすさ」と「気分が上がるか」**の2点です。
専用のウェアでなくても、伸縮性があって動きやすければ問題ありません。
体のラインが気になる場合は、工夫次第でカバーしながら快適にレッスンを受けられます♪
予算も3,000円から5,000円程度で十分に揃えられるため、最初から高いウェアを買う必要はないでしょう。
続けられそうだと感じてから、お気に入りのウェアを少しずつ増やしていく方が賢明です。
まずは手持ちの動きやすい服でレッスンを体験してみて、自分に必要なものを見極めてから揃えるのもおすすめです!
大切なのは服装ではなく、ピラティスを楽しむ気持ちですよね。
さあ、気軽に一歩を踏み出してみましょう♪
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