
太ってる人のピラティス服装|体型カバーできるコーデ術
ピラティスを始めたいけれど、体型が気になって一歩を踏み出せない...
そんな悩みを抱えている方は少なくありません。
特に「ピタッとした服装が恥ずかしい!」「周りの目が気になる」と感じて、服装選びで悩んでしまう方も多いですよね。
でも安心してください♪
体型をカバーしながら快適に動けるピラティス服装は、ちゃんと存在します。
この記事では、太ってる人が安心してピラティスを始められる服装選びのポイントと、具体的なコーディネート例をご紹介します!
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今回紹介するアイテム一覧
太ってる人でもピラティスは始められます

「ピラティスは細い人がやるもの」と思い込んでいませんか?
実はそんなことはありません!
ピラティスは自分の体重を使ったトレーニングが中心です。
そのため無理な負荷がかかりにくく、体型に関係なく始められます。
激しいジャンプやランニングと違い、ゆっくりとした動作でインナーマッスルを鍛えるエクササイズ。
運動が苦手な方でも安心して取り組めますよ♪
実際のピラティススタジオには、さまざまな体型の方が通っています。
細い人だけの空間ではないので、心配しすぎる必要はありません。
インストラクターが見ているのは、あなたの体型ではなく動きです。
骨盤の角度は正しいか、筋肉がちゃんと使えているか...
そういった点をチェックしながら、適切な指導をしてくれます。
「体型が恥ずかしい」と感じる気持ちは自然ですが、レッスン中はみんな自分の動きに集中しています。
他人の体型をじっくり見ている人は、ほとんどいません!
ピラティスの服装で押さえるべき3つのポイント
体型カバーも大切ですが、まずはピラティスに適した服装の基本を押さえましょう♪
☑ 動きを邪魔しない伸縮性
☑ 汗をかいても快適な素材
☑ 装飾が少ないシンプルさ
この3つを意識すれば、快適にピラティスを楽しめます!
伸縮性のある素材を選ぶ
ピラティスでは腕や脚を大きく動かします。
伸縮性のない服だと、動きが制限されて思うように体を動かせません。
よく伸びる素材を選ぶことで、体型カバーと動きやすさを両立できますよ。
ストレッチ素材のレギンスやトップスがおすすめです!
吸水速乾の素材が快適
ピラティスは激しい運動ではありませんが、意外と汗をかきます。
吸水性や速乾性のある素材を選ぶと、汗で服が張り付く不快感を防げます。
綿100%のTシャツは乾きにくいので避けたほうが無難です。
シンプルなデザインを選ぶ
ピラティスでは仰向けやうつ伏せになる動きが多くあります。
フードやボタン、ファスナーなどの装飾があると、マットに当たって痛かったり邪魔になったり...
できるだけシンプルなデザインを選びましょう♪
【部位別】気になるところを上手にカバーする方法

気になる部分は人それぞれ。
部位別に効果的なカバー方法を見ていきましょう!
お腹周りが気になる人
お腹周りをカバーするなら、丈の長いトップスが有効です。
お尻がすっぽり隠れるくらいの長さを選ぶと、安心してエクササイズに集中できます。
ただし長すぎるとめくれ上がるので、お尻の真ん中あたりまでの丈が理想的♪
ハイウエストのレギンスと組み合わせると、お腹周りをしっかりサポートしてくれます。
腰回りもすっきり見える効果がありますよ!
二の腕・背中が気になる人
二の腕や背中をカバーしたい場合は、袖のあるトップスを選びましょう。
ドルマンスリーブは腕周りをふんわり覆ってくれます。
袖口に向かって細くなるデザインなので、動きの邪魔にもなりません。
五分袖や七分袖のトップスも、適度にカバーできておすすめです。
長袖を選ぶ場合は、袖口が絞られているものが動きやすいでしょう。
太もも・お尻が気になる人
下半身が気になる方には、レギンス+ショートパンツの重ね着スタイルが人気です!
レギンスだけの動きやすさを保ちながら、気になる部分をカバーできます。
一体型になっているタイプもあるので、着脱も楽ちん♪
裾が緩やかに広がったボトムスも選択肢の一つです。
ただし裾が広すぎると、足を上げる動きで落ちてくることがあるので注意してくださいね。
実際に失敗しやすい服装パターン
良かれと思って選んだ服装が、かえって困ったことになる場合も...
よくある失敗例をチェックしておきましょう!
ゆったりしすぎて逆に目立ってしまう
体型を隠そうとして、ダボダボの服を選ぶのは逆効果です。
ゆったりしすぎた服は、動くたびにめくれ上がります。
その度に直す動作が増えて、かえって体型が気になってしまうことも。
適度なフィット感のある服のほうが、結果的に気にならなくなります!
綿のTシャツで汗が張り付く
普段着の綿のTシャツは、吸汗性は良いのですが乾きにくいのが難点。
汗を吸って重くなり、体に張り付いてしまいます...
かえって体のラインが強調されて、不快に感じることもあるでしょう。
スポーツ用の速乾素材を選ぶだけで、快適さが大きく変わりますよ♪
裾がめくれ上がって気になる
裾が絞られていないトップスは、逆さになる動きでめくれ上がります。
お腹が見えてしまうのが気になって、エクササイズに集中できません。
裾をボトムスにインするか、裾が絞られたデザインを選びましょう!
太ってる人におすすめの具体的なコーディネート

実際にどんな組み合わせで着れば良いのか、具体例を見ていきましょう♪
【初心者向け】とりあえず揃えるべき3点
まず揃えたいのは、この3点です!
- スポーツブラまたはブラトップ
- お尻が隠れる丈のTシャツ
- 伸縮性のあるレギンス
この組み合わせなら、体型をカバーしながら動きやすさも確保できます。
スポーツブラの上にTシャツを着れば、体のラインも気になりません♪
【定番】体型カバーと動きやすさを両立するコーデ
体型カバーと機能性のバランスが取れた定番スタイルです。
ブラトップ+お尻が隠れる長めのTシャツ+ハイウエストのレギンス
気になる方は、レギンスの上にショートパンツを重ねましょう。
色は暗めを選ぶと、体が引き締まって見えます。
黒やネイビー、グレーあたりが無難ですよ!
【上級】さりげなくおしゃれに見せるコーデ
慣れてきたら、少しデザインにもこだわってみましょう♪
ドルマンスリーブのトップス+シンプルなレギンス
ドルマンスリーブは、体型カバーとおしゃれを両立できます。
裾が長めのものを選べば、お腹周りもしっかり隠せます。
ボトムスは単色でシンプルに、トップスにアクセントのある色を持ってくるとバランスが良くなりますよ!
予算別|最初に買い揃える優先順位
予算に応じて、何から揃えるべきか優先順位をつけましょう!
3,000円以内で始める場合
最優先で買うべきは、伸縮性のあるレギンスです。
次にスポーツブラかブラトップを用意しましょう。
トップスは手持ちのTシャツで代用できます。
この2点さえあれば、とりあえずピラティスを始められますよ♪
5,000円あれば安心して通える
5,000円程度の予算があれば、上下一式を新しく揃えられます!
☑ レギンス
☑ スポーツブラ
☑ 長めのTシャツ
この3点セットが理想的です。
気になる部分に合わせて、アイテムを選びましょう。
洗い替えのことを考えると、ボトムスは2枚あると便利ですね。
余裕があれば買い足したいアイテム
予算に余裕がある場合は、ショートパンツやドルマンスリーブのトップスを買い足すと良いでしょう。
コーディネートの幅が広がります♪
季節に合わせて長袖や七分袖も揃えておくと、一年中快適に通えますよ。
今持っている服で代用できるもの

新しく買わなくても、手持ちの服で代用できるものがあります!
普段着のスポーツウェアは使える?
ジャージやスポーツウェアとして着ている服なら、ピラティスでも使えます。
伸縮性があり、装飾が少なければ問題ありません♪
まずは手持ちの服で体験レッスンに参加してみるのも良いでしょう。
部屋着で代用できるアイテム
部屋着のレギンスやスウェットパンツも使えますよ。
ただしウエストゴムが緩すぎるものは、動いているうちにずり落ちてきます...
程よくフィットするものを選びましょう!
トップスも同様に、部屋着のTシャツで代用可能です。
綿100%でなければ、快適に使えます。
絶対に新しく買うべきもの
スポーツブラだけは、新しく用意したほうが良いでしょう。
普段使いのワイヤー入りブラジャーは、仰向けやうつ伏せの動きで痛みを感じることがあります。
スポーツブラなら締め付けも少なく、動きやすさが格段に上がりますよ♪
レッスン中に起こりがちな服装トラブルと対処法
実際にレッスンを受けると、思わぬトラブルに遭遇することも...
事前に対処法を知っておきましょう!
トップスがめくれ上がる
裾をボトムスにインするのが、もっとも簡単な対策です。
それでも気になる場合は、裾の内側に滑り止めがついているトップスを選びましょう。
またはお尻がすっぽり隠れる長めの丈にすると、めくれにくくなりますよ♪
パンツがずり落ちてくる
ウエストのサイズが合っていない可能性があります。
ハイウエストタイプのレギンスに変えると、ずり落ちにくくなります!
ウエスト部分が幅広になっているものも安定感がありますよ。
下着のラインが気になる
レギンスから下着のラインが透けて見えるのが気になる場合があります。
シームレスの下着に変えるか、スポーツ用のショーツを使いましょう。
またはショートパンツを重ねて履くことで、気にならなくなります♪
みんなどんな服装でピラティスしてる?

他の人がどんな服装をしているのか、気になりますよね。
実際のレッスン風景をお伝えします♪
グループレッスンを見ると、服装は本当にさまざまです!
ピタッとしたウェアを着ている人もいれば、Tシャツにレギンスのシンプルなスタイルの人も。
年齢層も体型もバラバラなので、自分だけが浮くということはありません。
レッスン中は自分の動きに集中するので、他の人の服装まで気にしている余裕はありません。
最初は周りが気になるかもしれませんが、慣れてくると自然と気にならなくなりますよ。
みんな自分のことで精一杯なのです!
ちなみに年齢層別の傾向として、20代から30代はおしゃれなウェアを着ている人が多め。
40代以降は機能性重視で、シンプルな服装の人が増えます。
ただしこれも人それぞれなので、年齢を気にする必要はありません♪
これだけは避けたいNG服装
ピラティスに適さない服装もあります。
これだけは避けましょう!
☑ フードや紐付きの服
フード付きのパーカーやトレーナーは避けましょう。
仰向けになったときに首が圧迫されて、不快に感じます...
紐も同様に邪魔になるので、シンプルなデザインを選びましょう。
☑ ボタンやファスナーがある服
背中にボタンやファスナーがあると、マットに当たって痛みを感じます。
前面にあっても、うつ伏せの姿勢で気になることがあります。
装飾のないデザインが理想的です!
☑ 伸びない素材の服
デニム素材やチノパン素材のボトムスは伸びません。
足を大きく開いたり上げたりする動きができず、エクササイズの妨げに...
必ずストレッチ素材のものを選びましょう♪
よくある質問と答え

服装に関してよく寄せられる質問をまとめました!
Q1. ピタッとした服じゃないとダメ?
A. 必ずしもピタッとしている必要はありません。
適度なフィット感があれば大丈夫です♪
ゆったりしすぎていなければ、動きやすさは確保できますよ。
Q2. 体験レッスンは私服でいい?
A. スタジオによってはレンタルウェアがあります。
私服で行く場合は、伸縮性のある服装を選びましょう。
動きやすければ、特別なウェアでなくても問題ありません!
Q3. インナーは何を着ればいい?
A. スポーツブラまたはブラトップがおすすめです。
ワイヤー入りのブラジャーは、仰向けになったときに背中が痛くなることがあります...
締め付けの少ないものを選びましょう♪
Q4. レギンス一枚は恥ずかしい?
A. レギンス一枚でも問題ありません。
気になる場合は、ショートパンツやTシャツで重ね着すればカバーできます!
自分が心地よく感じる服装を選びましょう。
Q5. マシンピラティスとマットピラティスで服装は違う?
A. 基本的には同じ服装で大丈夫です。
どちらも伸縮性があり、装飾の少ないシンプルな服装が適しています。
マシンピラティスの場合は、装飾が引っかからないよう特に注意しましょう♪
まとめ 自分が心地よく動ける服装が一番
太ってる人のピラティス服装について、体型カバーと動きやすさを両立する方法をご紹介しました!
大切なのは、他人の目を気にしすぎないことです。
自分が心地よく動ける服装を選べば、自然とピラティスに集中できるようになります♪
最初は手持ちの服で始めて、続けられそうだと感じたら徐々に揃えていくのも良いでしょう。
体型を理由にピラティスを諦める必要はありません。
自分に合った服装を見つけて、ぜひ一歩を踏み出してみてください!
きっと新しい自分に出会えますよ♪
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