
初心者向けピラティスウェアの選び方|失敗しない基本のポイント
ピラティスを始めようと思ったとき、まず悩むのが服装のこと。
「専用のウェアって必要なの?」「何を基準に選べばいいの?」と不安になりますよね。
この記事では、初めてピラティスウェアを選ぶ方に向けて、失敗しない選び方の基本をお伝えします!
体型カバーのコツや予算の考え方、よくある失敗例まで、実践的な情報をまとめました♪
今回紹介するアイテム一覧
ピラティスウェアは専用のものが必要?

普段のスポーツウェアとの違い
ピラティスウェアは、一般的なスポーツウェアと比べて体にフィットするものが中心です。
インストラクターが姿勢や体の動きを正確に確認するためなんですね。
普段のジャージやゆったりしたTシャツでも動けますが、生地がたるんで動きの妨げになることも...
また、仰向けやうつ伏せの姿勢が多いため、フードや装飾が少ないシンプルなデザインが向いています。
体験レッスンなら手持ちの服でOK!
初めての体験レッスンなら、手持ちのスポーツウェアで十分です♪
☑ 動きやすいTシャツ
☑ レギンスやジャージ
これだけあれば問題ありません。
ただし、胸元が大きく開いたトップスや、ゴワゴワした素材の服は避けましょう。
まずは体験してから、続けられそうだと感じたら専用のウェアを検討するのが賢い選択です。
本格的に始めるなら専用ウェアを用意すべき理由
週に1回以上通うようになったら、専用のウェアを用意することをおすすめします。
理由は3つ!
- 伸縮性のある素材で動きやすくなる
- 汗をかいても快適に過ごせる速乾性がある
- 体のラインが見えることで正しい姿勢を身につけやすい
最初に揃えるべきアイテムと予算
最低限必要な3つのアイテム
ピラティスを始めるなら、最低限この3つを揃えましょう♪
1. トップス
カップ付きのタンクトップかTシャツがあれば、インナーの心配がいりません。
2. ボトムス
レギンスかフィットネスパンツを1枚用意してください。
3. スポーツブラ
カップ付きトップスを選ばない場合は、ワイヤーレスのスポーツブラが必須です!
予算3,000円で始める場合の優先順位
限られた予算で始めるなら、ボトムスにお金をかけましょう。
レギンスは透けにくく、伸縮性の良いものを選ぶことが大切です。
トップスは手持ちのシンプルなTシャツでも代用できます♪
スポーツブラだけ購入すれば、2,000円程度でスタートできますよ。
慣れてきたら、カップ付きトップスや長袖を買い足していけば十分です。
買い足すタイミングと判断基準
☑ 週に2回以上通うようになったら、洗い替え用に2セット目を検討
☑ 季節の変わり目も買い足しのタイミング
☑ ウェアの伸びやヨレが気になり始めたら、買い替えのサイン
同じウェアばかり着ていると、生地が傷みやすくなります。
夏は半袖やタンクトップ、冬は長袖を1枚ずつ増やしていくと快適に通えますよ。
ウェア選びで外せない5つのポイント

ポイント① 動きを妨げない伸縮性
ピラティスでは、腕を大きく伸ばしたり、膝を深く曲げたりする動きが多くあります。
だからこそ、ストレッチが効いた素材を選ぶことが重要なんです!
試着のときは、こんな動きをしてみましょう。
☑ 腕を上げる
☑ しゃがむ
☑ 前屈する
突っ張り感があったり、ズレてしまうものは避けてくださいね。
ポリエステルやナイロンなどの化学繊維が混ざった素材が、伸縮性に優れています♪
ポイント② 汗をかいても快適な速乾性
ピラティスは激しい運動ではありませんが、じんわりと汗をかきます。
特にマシンを使うレッスンでは、思った以上に汗が出ることも...
吸湿速乾性のある素材なら、汗をかいてもべたつかず快適です。
綿100%の服は肌触りは良いものの、汗を吸うと乾きにくいため避けましょう。
「ドライ」「クイックドライ」といった表示があるものを選ぶと安心ですよ!
ポイント③ 姿勢を確認しやすいフィット感
ピラティスでは、骨盤の角度や背骨のカーブなど、細かな姿勢を見てもらいます。
ゆったりした服だと、インストラクターが体の動きを確認しにくくなるんです。
体のラインに沿ってフィットするものを選びましょう♪
ただし、締め付けが強すぎると呼吸が苦しくなるため、心地よくフィットするサイズ感が大切です。
「体型が気になる...」という方は、後ほど紹介する体型カバーの方法を参考にしてくださいね。
ポイント④ 邪魔にならないシンプルなデザイン
ピラティスでは、マットに寝転んだ姿勢で行う動きが多くあります。
フードやリボン、大きなボタンなどの装飾があると、背中に当たって痛みを感じることも...
できるだけシンプルなデザインを選びましょう。
ポケットも出っ張りが少ないものか、ないものが理想的です。
ジッパー付きのパーカーなどは、マシンに引っかかる危険もあるため避けてください!
ポイント⑤ 室内の温度に対応できる素材
ピラティススタジオは、常温または軽く空調が効いた環境が一般的です。
極端に厚手や薄手の素材は向きません。
季節に関わらず着られる、程よい厚みの素材を選びましょう♪
体が温まるまでは肌寒く感じることもあるため、サッと羽織れる薄手のパーカーがあると便利です。
冬でも室内は暖かいため、厚手のスウェット生地は必要ありませんよ。
体型カバーしながら動きやすい着こなし術
お腹周りが気になる場合
お腹周りをカバーしたいなら、ハイウエストのレギンスがおすすめです!
おへそより上までくるデザインなら、お腹をしっかり覆えます。
トップスは、お尻が隠れる程度の丈を選びましょう。
ただし長すぎると、動いたときにめくれ上がって気になります...
ベストな丈の長さ
腰骨が隠れるくらいの長さが、動きやすさとカバー力のバランスが良いですよ♪
二の腕をカバーしたい場合
二の腕が気になる方は、半袖や5分袖のトップスを選びましょう。
ノースリーブより腕が隠れて安心できます。
長袖だと腕が動かしにくく感じることもあるため、最初は半袖がおすすめです。
慣れてきたら、薄手の長袖を試してみるのも良いでしょう。
袖口がきつすぎると二の腕が目立ってしまうため、程よくゆとりのあるデザインを選んでくださいね。
脚のラインを目立たせない工夫
レギンス1枚が抵抗ある場合は、上にショートパンツを重ねる方法があります。
お尻と太ももがカバーできて、動きやすさも保てますよ!
また、レギンスの色選びも大切。
黒やネイビーなど濃い色のほうが、ラインが目立ちにくいでしょう。
柄物や光沢のある素材は、かえってラインを強調することがあるため避けたほうが無難です。
胸元の開きで気をつけること
前屈みになる動きが多いため、胸元が大きく開いたトップスは避けましょう。
インナーが見えたり、気になって動きに集中できなくなります...
おすすめアイテム
- カップ付きのタンクトップなら、胸元をしっかりカバー
- Tシャツの場合も、首元が詰まったデザインを選ぶ
試着のときは、前屈みになって胸元の開き具合を確認してくださいね♪
トップス選びのコツ

タンクトップとTシャツ、どちらを選ぶ?
初心者なら、まずはTシャツから始めるのがおすすめです!
肩や脇が隠れるため、露出が少なく安心感があります。
タンクトップは肩まわりが動かしやすいというメリットがありますが、慣れてから挑戦しても遅くありません。
マシンピラティスの場合、ストラップが脇に食い込むこともあるため、袖付きのほうが快適ですよ♪
季節や好みに合わせて、両方持っておくのも良いでしょう。
めくれ上がりを防ぐ丈の長さ
トップスは、腰骨が隠れる長さを選びましょう。
短すぎるとNG
腕を上げたときにお腹が見えてしまいます...
長すぎてもNG
動いたときに生地がまとわりついて邪魔になります。
立った状態で腰骨が隠れ、しゃがんだときもお腹が出ない程度の丈が理想的です。
裾にゴムが入っていないものを選ぶと、めくれにくくなりますよ!
カップ付きトップスのメリット・デメリット
メリット
- 1枚で着られる手軽さ
- インナーのズレを気にせず動ける
- ワイヤーの当たりがない
デメリット
- サイズ選びが難しい
- バストのサイズに合わないと、ずれたり食い込む
胸が大きい方は、別でスポーツブラを着けたほうが安定することもあります。
長袖と半袖の使い分け方
基本は半袖で、寒いと感じたら長袖を選びましょう♪
スタジオは室内なので、季節を問わず半袖で快適に過ごせることが多いです。
長袖は冷房対策や冬の寒い時期に便利です。
ただし、厚手の生地だと動きにくく感じることも...
薄手で伸縮性のある長袖を1枚持っておくと、温度調節に使えて便利ですよ。
ボトムス選びのコツ
レギンスとパンツ、初心者向きなのは?
初心者には、レギンスをおすすめします!
レギンスがおすすめの理由
- 足首まで覆えて動きやすい
- 体のラインが確認しやすい
- インストラクターから脚の動きが分かりやすい
ゆったりしたパンツは動きやすそうに見えますが、裾が邪魔になることも...
「レギンスは抵抗がある」という方は、ショートパンツを重ねる方法を試してみてくださいね♪
透けにくいボトムスの見分け方
レギンスを選ぶときは、透け感に注意が必要です。
薄い生地や伸びすぎた生地は、しゃがんだときに下着が透けることがあります。
購入前のチェック方法
生地を少し引っ張って光に透かしてみましょう。
透けて見えるようなら、別のものを選んでください!
二重構造になっているものや、厚みのあるしっかりした生地を選ぶと安心です。
ウエストゴムの食い込みを避ける選び方
ウエストがきついと、動いているうちに食い込んで痛くなります。
逆にゆるすぎると、動くたびにずり落ちてストレスに...
試着のときは、座ったりしゃがんだりして、ウエストの締め付け具合を確認しましょう。
指が1〜2本入る程度のゆとりがあるサイズが適切です。
幅広のウエストバンドは、食い込みにくく快適ですよ♪
丈の長さはどれを選ぶべき?
初めてなら、足首まで覆えるフルレングスがおすすめです。
脚全体をカバーできて、安心感があります!
その他の丈の特徴
- 7分丈 足首が見えてスッキリした印象。
座ったときに膝下が露出する - ショート丈 動きやすいが、ある程度慣れてからがおすすめ
慣れてきたら、季節や好みで使い分けると良いでしょう。
初心者がやりがちな失敗パターン

失敗① 大きめサイズを選んで動きにくくなる
「体のラインを隠したい...」という気持ちから、大きめサイズを選ぶ方がいます。
しかし、これは逆効果なんです!
生地のたるみが動きを妨げ、正しい姿勢も取りにくくなります。
また、仰向けになったときに生地がずれて、かえって体型が目立つことも。
自分の体に合ったサイズを選び、必要なら体型カバーの工夫をしましょう♪
失敗② フードや紐付きのウェアを選んでしまう
パーカーやフード付きのトップスは、マットに寝たときに邪魔になります。
首や背中に当たって、痛みや不快感の原因に...
また、マシンピラティスでは、紐やリボンが器具に引っかかる危険もあるんです。
装飾の少ないシンプルなデザインを選んでくださいね。
どうしても羽織りものが欲しい場合は、レッスン前後だけ着るようにしましょう!
失敗③ 派手な色柄を選んで後悔する
モチベーションを上げるために、派手な色柄のウェアを選ぶことがあります。
でも、実際にスタジオに行くと周りはシンプルな服装の人が多く、浮いてしまうことも...
最初の1着は、こんな色がおすすめ
- 黒
- グレー
- ネイビー
無地やワンポイント程度のデザインなら、どんな場面でも使えます。
慣れてきたら、少しずつ色や柄のあるものに挑戦してみましょう♪
失敗④ 安さだけで選んで買い直すことになる
「とりあえず安いもので...」と選ぶと、すぐに伸びたり透けたりして使えなくなることが。
結局買い直すことになり、かえって高くつきます。
極端に安いものは避け、伸縮性や速乾性などの機能をしっかり確認しましょう!
1着3,000円程度の予算があれば、十分に機能的なウェアが手に入ります。
長く使えるものを選ぶほうが、結果的にコストパフォーマンスが良くなりますよ。
マシンとマットで服装は変えるべき?
マシンピラティスで気をつけたい服装
マシンピラティスでは、ストラップを腕や脚に巻きつけてエクササイズを行います。
そのため、袖付きのトップスがおすすめです!
ノースリーブだと、ストラップが脇に直接当たって痛みを感じることが...
半袖や長袖なら、ストラップの滑りも良く快適に動けますよ♪
また、マシンに引っかかる可能性のある装飾は避けましょう。
マットピラティスで気をつけたい服装
マットピラティスでは、床に寝転んだ姿勢が多くなります。
背中や腰に当たる装飾がないか、しっかり確認してくださいね。
また、マットとの摩擦で生地が傷みやすいため、丈夫な素材を選ぶことも大切です。
薄すぎる生地は避け、ある程度厚みのあるものが長持ちします。
膝をついたり、お尻を滑らせたりする動きもあるため、破れにくい生地を選びましょう。
どちらにも使えるウェアの選び方
マシンとマット、両方のレッスンに通うなら、汎用性の高いウェアを選びましょう♪
おすすめの組み合わせ
- トップス → 半袖のTシャツ
- ボトムス → フルレングスのレギンス
シンプルで丈夫な作りのものを選べば、レッスンの種類を問わず長く愛用できますよ!
季節ごとの調整テクニック

夏のレッスンで快適に過ごすコツ
夏は汗をかきやすいため、速乾性の高い素材を選びましょう!
タンクトップや半袖のTシャツが快適です。
ただし、スタジオの冷房が効きすぎていることもあります。
薄手の長袖を持っていくと、体が冷えたときにサッと羽織れて便利ですよ♪
明るい色の服は汗ジミが目立ちやすいため、濃い色を選ぶと安心できます。
冬の寒さ対策はどうする?
冬でもスタジオ内は暖かいため、厚着は必要ありません。
基本は半袖や長袖のトップスで十分です。
レッスン前後の移動時に寒い場合
脱ぎ着しやすい羽織りものを用意しましょう。
薄手のパーカーやカーディガンがあると便利です♪
レッグウォーマーも、足首の冷え対策におすすめですよ。
スタジオの冷房対策に必要なもの
夏の冷房が苦手な方は、薄手の長袖を1枚持っておきましょう。
レッスンの最初と最後は体が冷えやすいため、サッと羽織れるものがあると安心です。
ただし、動いているうちに暑くなることが多いため、脱ぎ着しやすいものを選んでくださいね!
前開きのカーディガンなら、動きの妨げにならず便利です。
汗をかいた後は体が冷えやすいため、レッスン後は必ず羽織りものを着ましょう。
購入前の最終チェック
試着時に必ず確認したい動き
試着では、必ず以下の動きをしてみてください!
☑ 腕を上げてトップスがめくれないか
☑ しゃがんでボトムスのウエストが食い込まないか
☑ しゃがんでボトムスが透けないか
☑ 前屈みになって胸元の開きを確認
☑ 歩いたり軽くジャンプしてズレを確認
鏡で横や後ろ姿も確認すると、より安心ですよ♪
洗濯表示で見るべきポイント
購入前に、洗濯表示を必ず確認しましょう。
チェック項目
- 洗濯機で洗えるか
- 乾燥機が使えるか
- 色落ちしやすい素材でないか
手洗いのみのものは、お手入れが面倒になります...
洗濯機で洗えるものを選ぶと、気軽に洗えて便利です!
タンブラー乾燥NGのものは、乾きにくい季節に不便を感じることがあります。
オンラインで買うときの注意点
オンラインで購入する場合は、サイズ表を必ず確認しましょう。
ウエストやヒップ、着丈などの実寸が記載されているものを選んでくださいね。
レビューがあれば、サイズ感について書かれているコメントを参考にします。
「普段より大きめ」「小さめ」といった情報が役立ちますよ♪
返品や交換ができるか、事前に確認しておくと安心です!
よくある疑問Q&A

Q. 最初は何着用意すればいい?
A. 週1回なら最低2セット、週2回以上なら3セット
週1回通うなら、最低2セット用意しましょう。
洗い替えがないと、毎回洗濯する手間がかかります...
週2回以上通うなら、3セットあると余裕を持って通えますよ♪
トップスとボトムスを組み合わせられるように、シンプルな色を選ぶと着回しが楽です。
最初は2セットから始めて、必要に応じて買い足していくのがおすすめです!
Q. 靴下は履く必要がある?
A. 基本的に裸足でOK。
冷えが気になるなら5本指ソックスを
ピラティスは基本的に裸足で行います。
マットやマシンとの摩擦を利用して体を安定させるためです。
ただし、スタジオによっては5本指ソックスの着用を推奨していることもあります。
滑り止め付きのものなら、滑らず安全に動けますよ。
足の冷えが気になる方も、薄手の5本指ソックスがあると便利です♪
Q. 下着は普段と同じでいい?
A. スポーツブラとシームレスショーツがおすすめ
普段の下着だと、ワイヤーや金具が動きの邪魔になることがあります。
スポーツブラに変えることをおすすめします!
ショーツも、縫い目が少ないシームレスタイプが快適です。
レギンスから透けにくいベージュやグレーの色を選びましょう。
カップ付きトップスを着るなら、ブラは不要ですよ♪
Q. どのくらいの頻度で買い替える?
A. 半年から1年程度が目安
週1〜2回の使用なら、半年から1年程度が買い替えの目安です。
生地が伸びたり、ヨレが出てきたら買い替えのサインです。
透けが気になってきたり、速乾性が落ちてきたと感じたら、新しいものに変えましょう!
毎回同じウェアを着るより、複数枚をローテーションしたほうが長持ちします。
お気に入りのウェアほど傷みやすいため、大切に使いながら定期的に見直してくださいね。
ピラティスウェア選びで迷ったら、まずは動きやすさと快適さを優先しましょう♪
体型カバーも大切ですが、自分の体に合ったサイズを選ぶことが、結果的に一番きれいに見えます。
最初は手頃な価格のもので試してみて、続けられそうだと感じたら少しずつお気に入りを増やしていく。
そんな気軽な気持ちで始めてみてくださいね!
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