ピラティス用レギンスって普通のレギンスと何が違うの?

ピラティス専用として売られているレギンスには、通常のものとは異なる特徴があります。

ピラティスウェア花柄デザイン美脚レギンス

ピラティスウェア花柄デザイン美脚レギンス

¥3,380 税込


主な4つの違い

伸縮性の高さ
足を大きく上げたり、体をひねったりする動きが多いため、どの方向にも伸びる素材が使われています。

透けにくい厚み
ストレッチの途中で生地が薄くなっても、下着が透けにくい設計になっています。

ウエストのずれにくさ
マットの上で寝転んだり起き上がったりを繰り返しても、ウエストがずり下がりません。

吸汗速乾性
動きながら汗をかくため、すぐに乾く素材の方が快適に過ごせます。

初めて選ぶ時に見るべき3つのポイント

初めてレギンスを購入する際は、次の3点を必ずチェックしましょう!

1. 伸びる素材かどうか触って確認する

生地を手で引っ張ってみて、しっかり伸びるかを確認してください。

縦だけでなく、横方向にも伸びるものを選びます。

伸縮性が低いとこんなことに...

  • 足を上げる動作で膝が突っ張る
  • お尻の部分が引っ張られる
  • 動きに集中できない

実際に触ってみると、伸び方の違いがよくわかります♪
伸ばしたあと、すぐに元の形に戻る素材なら、着用中に伸びきってしまう心配がありません。

2. 透けないか光にかざしてチェック

購入前に、レギンスを光にかざしてみましょう。

蛍光灯や窓の光に向けて生地を伸ばすと、どれくらい透けるかがわかります。

特に注意したい色

  • 白やベージュなど明るい色
  • グレーなどの中間色
  • パステルカラー

店内では大丈夫そうに見えても、スタジオの照明の下では透けることがあります。

黒や濃い色でも、安価なものは薄手で透けやすい場合があるため、必ず確認してから購入すると安心です。

3. ウエストの位置が高めのものを選ぶ

ハイウエストタイプを選ぶと、お腹周りが安定します!

ローライズやミドル丈だと、前屈みになったときにウエストがずり下がりやすく、気になって動きに集中できません。

ハイウエストならお腹全体を覆ってくれるため、体型カバーにもなります。

ウエスト部分に幅があるものを選ぶと、さらにずれにくくなります。

ゴムが細いタイプは食い込みやすいので注意しましょう。

こんな失敗していませんか? 買ってから後悔しないために

実際によくある失敗例を知っておくと、同じ間違いを避けられます。

きつすぎて呼吸がしづらい

「しっかりサポートしたい!」と思って小さめサイズを選ぶと、呼吸が浅くなってしまいます。

ピラティスでは呼吸が非常に大切です。

お腹や胸が圧迫されると、正しく呼吸できず、効果が半減してしまいます...

ピラティスウェア サイドギャザー スカート付きレギンス

ピラティスウェア サイドギャザー スカート付きレギンス

¥3,160 税込


適度なフィット感はあっても、締め付けすぎないサイズを選びましょう。

試着できる場合は、実際に屈伸したり、深呼吸したりして確認するといいですよ♪

白やベージュを選んで下着が透けた

明るい色は爽やかで素敵ですが、最初の1枚には向きません。

特に白やベージュは、伸ばすと透けやすく、下着のラインが見えてしまうことがあります。

スタジオで周りの目が気になって、動きに集中できなくなるでしょう。

ピラティスウェア ウエストすっきり美シルエットパンツ

ピラティスウェア ウエストすっきり美シルエットパンツ

¥3,720 税込


最初は濃いめの色から始めて、慣れてから明るい色に挑戦するのがおすすめです!

丈が合わなくてずり上がる・ずり落ちる

身長に対して丈が短すぎると、動いているうちに裾がずり上がってきます。

逆に長すぎると、足元でたるんでしまい、マットに引っかかる原因になります。

丈選びのポイント

  • フルレングス...足首までしっかり届く長さがあるか確認
  • 7分丈...ふくらはぎの一番太い部分より少し下までくる長さが◎

気になる部分別のレギンスの選び方

体型の悩みに合わせて、選び方を工夫できます。

太ももやお尻周りをすっきり見せたい

ピラティスウェアギャザースカートレギンス

ピラティスウェアギャザースカートレギンス

¥4,100 税込


太ももが気になる場合は、着圧機能がある程度あるものを選びましょう。

適度な圧力が、脚全体を引き締まって見せてくれます。

色は黒や濃紺など、引き締まって見える色がおすすめです。

柄が入っている場合は、縦のラインが入ったデザインを選ぶと、脚が長く見える効果があります♪

裾に向かって少しだけ細くなっているシルエットのものも、すっきりとした印象になります。

お腹のぽっこりを隠したい

ピラティスウェア美脚フレアスポーツレギンス

ピラティスウェア美脚フレアスポーツレギンス

¥3,080 税込


お腹周りが気になるなら、ハイウエストで幅広のウエストバンドがあるタイプが最適です!
お腹全体をしっかり覆ってくれるため、安心感があります。

チェックポイント

  • ウエスト部分に厚みがある
  • 二重構造になっている
  • 伸縮性がありながらもサポート力がある

お腹の部分だけ色が切り替わっているデザインは、かえって目立つ可能性があるので避けた方が無難です。

全体的にカバーしながら動きやすさも欲しい

ピラティスウェアショートパンツ付スポーツレギンス

ピラティスウェアショートパンツ付スポーツレギンス

¥3,300 税込


全体的にカバーしたい場合は、レギンスの上に短めのパンツを重ねる方法があります。

レギンスの動きやすさを保ちながら、気になる部分を隠せます。

ただし、重ね着用のパンツは軽い素材を選んでください。

重たい生地だと動きづらくなってしまいます。

一体型になっているタイプもあるので、そちらを選ぶと着脱が楽になります。

ピラティスの動きで困らないための機能チェック

実際にピラティスをするときに、困らない機能があるかを確認しておきましょう。

四つん這いになってもウエストがずれない

四つん這いの姿勢は、ピラティスでよく使う基本姿勢です。

この体勢になったとき、ウエストがずり下がるレギンスだと気になって仕方ありません...

☑ ハイウエストタイプを選ぶ
☑ ウエスト部分に滑り止めがついている
☑ 元に戻る力が強い素材

この3つを確認すると、ずれにくいレギンスが見つかります。

足を上げるポーズでも生地が薄くならない

片足を高く上げる動作では、太ももやお尻の部分が大きく伸びます。

このとき、生地が薄くなって透けてしまうレギンスは避けたいところです。

ある程度の厚みがあり、伸ばしても透けにくい素材かどうか、購入前に確認しましょう。

生地の織り方が細かいものほど、透けにくい傾向があります。

汗をかいても肌にべたつかない

ピラティスは見た目以上に汗をかきます。

吸汗速乾機能がない素材だと、汗で肌にべたついて不快です...

速乾性のある素材なら、汗をかいてもすぐに乾き、快適な状態を保てます。

特に夏場は、この機能があるかどうかで快適さが大きく変わるでしょう。

色選びで失敗しないための基本ルール

色選びは、透け感や体型カバーに大きく影響します!

最初は濃いめの色が安心

初めて購入するなら、黒や濃紺など濃いめの色を選びましょう。

濃い色のメリット

  1. 透ける心配が少ない
  2. 体型もカバーしやすい
  3. 汚れも目立ちにくい
  4. どんなトップスとも合わせやすい

長く使えるので、コスパも良いですよ♪

選ばない方がいい色とその理由

明るい色は爽やかですが、最初の1枚には不向きです。

避けた方が良い色

  • 白、ベージュ、薄いピンク...透けやすく、下着が見えてしまう
  • グレー...汗染みが目立ちやすい
  • 明るいパステルカラー...膨張して見える

まずは濃い色で慣れてから、明るい色に挑戦しましょう。

2枚目以降に挑戦したい色

慣れてきたら、深みのある色に挑戦してみましょう!

ワインレッドや深緑、濃いめのブラウンなどは、黒よりも柔らかい印象になります。

透けにくく、体型カバーもできるため、使いやすい色です。

柄物を選ぶ場合は、細かい柄よりも大きめの柄の方が、体型カバー効果があります。

ただし、派手すぎる柄は避けた方が無難でしょう。

何枚持っていれば足りる?

通う頻度に応じて、必要な枚数が変わります。

週1回通う場合

2枚あれば十分です!

1枚を着用して、もう1枚を予備として持っておくと安心します。

洗濯が間に合わないときや、急な予定変更にも対応できるでしょう。

色違いで2枚揃えておくと、気分転換にもなります♪

週2〜3回通う場合

3〜4枚あると安心です!

毎回洗濯するのが理想ですが、洗濯が追いつかないこともあります。

余裕を持った枚数があれば、慌てずに済むでしょう。

色や丈を変えて揃えておくと、季節や気分に合わせて選べて便利です。

トップスとの合わせ方で印象が変わる

トップスの選び方次第で、カバーできる範囲が変わります。

丈の長さでカバー範囲が変わる

お尻まで隠れる丈
下半身全体をカバーできます。

レギンス1枚だと抵抗がある方も、長めのトップスを合わせれば安心です。

ウエストまでの丈
すっきりとした印象になります。

ハイウエストのレギンスと合わせると、脚長効果も期待できます♪

基本の組み合わせパターン3つ

  1. タンクトップ × レギンス
    動きやすく、インストラクターからも体の動きが見やすいため、的確な指導を受けられます。

  2. Tシャツ × レギンス
    カジュアルで取り入れやすく、初心者でも抵抗なく着られるでしょう。

  3. 長めのトップス × レギンス
    体型カバーを重視したい方に向いています。

季節によって選び方を変えた方がいい?

季節に合わせて素材を選ぶと、より快適に過ごせます。

暖かい時期は薄手でも透けにくいものを

春から夏にかけては、通気性の良い薄手の素材が快適です。

ただし、薄手でも透けにくいものを選びましょう!

速乾性が高い素材なら、汗をかいてもすぐに乾き、べたつきません。

涼しく感じる接触冷感機能がついているものもあります。

寒い時期は動きやすさと暖かさの両立

秋から冬にかけては、裏起毛タイプなど暖かい素材が活躍します。

寒いスタジオでも体を冷やさず、快適に動けるでしょう。

ただし、厚手すぎると動きにくくなるため、伸縮性があるものを選んでください。

ピラティスは動いているうちに体が温まるので、極端に厚い素材は必要ありません。

よくある疑問まとめ

実際に選ぶときに浮かぶ疑問に答えます!

Q. いつものサイズで買って大丈夫?

普段着と同じサイズで問題ないことが多いですが、サイズ感は異なります。

できれば試着してから購入するのが確実です。

試着できない場合は、サイズ表を確認して、ウエストとヒップの実寸を測ってから選びましょう。

伸縮性があるため、多少の誤差は問題ありません。

ただし、きつすぎると呼吸がしづらくなるので、迷ったら大きめを選ぶ方が安心です。

Q. 毎回洗濯した方がいい?

基本的には、着用するたびに洗濯することをおすすめします。

ピラティスは想像以上に汗をかきます。

そのまま放置すると、臭いや雑菌の原因になるでしょう...

洗濯の際は、ネットに入れて洗うと生地が傷みにくくなります。

乾燥機の使用は避け、陰干しすると長持ちします♪

Q. どれくらいの期間使えるもの?

使用頻度や洗濯回数によりますが、週2〜3回の使用で1年から1年半程度が目安です。

こんな状態になったら買い替え時

  • 伸縮性が弱くなってきた
  • 生地が薄くなってきた
  • ウエストのゴムが緩んできた

適切に手入れをすれば、より長く使えます。

Q. 中に履く下着は何がいい?

シームレスタイプの下着がおすすめです!

縫い目が少ないため、レギンスの上から線が出にくくなります。

タンガやTバックも、ラインが目立ちにくい選択肢です。

ただし、履き慣れていないと動きにくく感じることもあるでしょう。

生理中は、羽根つきナプキンだとずれやすいため、タンポンや吸収型ショーツを検討するのも一つの方法です。

Q. 試着できない時はどうすればいい?

オンラインで購入する場合は、返品や交換ができるかを事前に確認しましょう。

サイズが合わなかったときに、柔軟に対応してもらえると安心です。

確認すべきポイント

  • 返品・交換の期限
  • 送料の負担
  • 返品条件(タグを切らないなど)

サイズ表を細かく確認し、自分の実寸と照らし合わせることが大切です。

迷ったら、2サイズ購入して試着し、合わない方を返品する方法もあります。


ピラティス用のレギンス選びは、最初は難しく感じるかもしれません。

しかし、基本的なポイントを押さえれば、自分に合ったものを見つけられます!

押さえるべき3つのポイント

  1. 透けにくさ
  2. 伸縮性
  3. ウエストの安定感

この3つを重視して選べば、大きな失敗は避けられるでしょう。

体型が気になる場合も、色や丈、トップスとの組み合わせで工夫できます。

まずは濃い色の1枚から始めて、慣れてきたら自分なりのスタイルを見つけてみてください♪

快適なウェアで、ピラティスをより楽しめるようになることを願っています。