
ピラティスでめくれないウェアの選び方|初心者でも失敗しないトップス選び
「ピラティスを始めてみたいけれど、動いている最中にトップスがめくれ上がったらどうしよう...」
そんな不安を感じている方、実はとても多いんです。
レッスン中に何度もウェアを引っ張って直している姿、見かけたことはありませんか?
集中したいのに服のことばかり気になってしまうのは、本当にもったいないですよね!
この記事では、めくれないピラティスウェアの選び方を具体的に解説していきます♪
初心者の方でも迷わず選べるよう、試着時のチェックポイントや失敗しやすいパターンまで詳しくお伝えしますね。
今回紹介するアイテム一覧
なぜピラティスのウェアはめくれやすいの?

ピラティス特有の動きが、ウェアのめくれを引き起こしています。
まずはその理由を理解しておきましょう!
ピラティスでは、こんな動作が頻繁に出てきます。
- 腕を頭の上に伸ばす
- 体を前に倒す
- 四つん這いになる
- 仰向けで腕を上げる
こうした動作をすると、トップスの裾が上に引っ張られてしまうんです。
特に四つん這いの姿勢では、重力でトップスが顔の方に落ちてきてしまいます...
また、ゆったりとしたウェアを選ぶと、かえってめくれやすくなることも。
体との間に余分な空間があると、動くたびに生地が移動してしまうのです。
逆に体にフィットしているウェアは、肌と一緒に動いてくれます。
だからめくれにくいんですね♪
めくれないトップスを選ぶ3つのポイント
めくれないウェアには、共通する特徴があります。
次の3つのポイントを押さえて選びましょう!
ポイント① お腹周りと胸元のフィット感
最も重要なのが、お腹周りのフィット感です!
☑ 触ってみて、生地が体に沿っている感覚があればOK
☑ ゆるいと腕を上げるたびにめくれ上がる
☑ 胸元も適度にフィット(締め付けすぎはNG)
胸元は、呼吸が苦しくならない程度に少し余裕があるのがベストです♪
ポイント② 丈の長さは「おへそが隠れる」が基準
トップスの丈の長さも、めくれ防止に大きく関わってきます。
理想の丈の長さ
- 立った状態で、おへそから指2本分下まで隠れている
- 腕を上げてもお腹が見えない長さ
短めのクロップド丈を選ぶ場合は?
→ ハイウエストのボトムスと組み合わせて、お腹の肌が見えない工夫をしましょう!
ポイント③ シンプルなデザインを選ぶ
裾部分にゴムが入っているトップス、一見めくれにくそうに見えますよね...
でも実際は、ゴムが伸びて上がってしまうことが多いんです。
動いているうちにゴム部分が丸まってしまい、見た目も気になります。
避けた方がいいデザイン
- 裾にゴムが入っているもの
- 切り替えデザイン(縫い目で引っかかる)
シンプルな作りの方が、結果的にめくれにくいと言えます♪
試着で必ず確認したい4つの動作チェック

試着室では、必ず動いてみることが大切です!
以下の4つの動きを確認しましょう♪
① 腕を真上に伸ばしてもお腹が見えないか
まず両腕をまっすぐ上に伸ばしてみてください。
このとき、お腹が見えてしまうようなら要注意...!
実際のレッスンでは、この動作が何度も出てきます。
チェック方法
- 鏡で横から見て、どこまでめくれ上がるか確認
- おへそが完全に隠れている状態をキープできればOK
② 前かがみになって胸元が開きすぎないか
次に上半身を前に倒してみます。
☑ 胸元が大きく開いて、中が見えそうになっていないか?
☑ ネックラインが詰まっているデザインの方が安心
ピラティスでは前屈の動作が多いため、この確認は欠かせません。
タンクトップの場合は、胸元の開き具合を特に注意して見ましょう!
③ 四つん這いの姿勢でずり上がらないか
可能であれば、試着室で四つん這いの姿勢をとってみてください。
- トップスが顔の方に落ちてこないか
- お腹が見えないか
この姿勢で問題なければ、ほとんどの動きで大丈夫です♪
恥ずかしければ、上体を深く前に倒すだけでも確認できますよ。
④ ねじる動きでウェアがずれないか
最後に、上半身を左右にひねってみましょう!
ウェアが一緒にねじれてくれるか、それとも体だけ動いてウェアがずれるか...
体に沿って動いてくれるウェアなら、めくれにくいと判断できます。
めくれないトップスの種類と特徴
めくれにくいトップスには、いくつかのタイプがあります。
それぞれの特徴を見ていきましょう!
タイプ① カップ付きタンクトップ
カップが内蔵されているタンクトップは、インナーを着る必要がありません。
メリット
- 1枚で完結するため、重ね着によるもたつきがない
- 胸元もしっかりホールド
- 前かがみになっても安心♪
ただし胸元の開きが広いデザインは避けましょう。
鎖骨の下あたりまでしっかり覆われているものを選んでくださいね。
タイプ② クロップド丈トップス
お腹が見える短い丈のトップスも、組み合わせ次第で使えます!
着こなしのコツ
- ハイウエストタイプのレギンスやパンツと合わせる
- トップスとボトムスの間に隙間ができないか確認
むしろ腰の位置が高く見えて、スタイルアップ効果も期待できますよ♪
タイプ③ 体にフィットするTシャツ
普通のTシャツ型でも、体にフィットするものなら問題ありません。
ノースリーブに抵抗がある方は、Tシャツから始めるのも良い選択です!
袖があることで、脇周りが気にならなくなります。
丈は長めのものを選びましょう。
お尻が半分隠れるくらいの長さがあれば、より安心です。
タイプ④ ロング丈トップス
お尻まですっぽり覆う長さのトップスは、めくれの心配がほとんどありません。
☑ 体型を隠したい方にも向いている
☑ 腰回りまである程度フィットしているデザインがベスト
☑ 裾が広がりすぎているとマットに引っかかるので注意
サイズ選びで失敗しないコツ

正しいサイズを選べば、めくれの悩みはほぼ解決します!
次のポイントを参考にしてくださいね♪
「普段のサイズ」を選ぶと失敗する理由
普段着と同じサイズを選ぶと、ゆるすぎることがあるんです...
知っておきたいポイント
- ピラティスウェアは伸縮性のある素材で作られている
- 少しタイトでも問題なし
- むしろ体にフィットさせることで、本来の機能を発揮
「いつもMサイズだから」という理由だけで選ばないようにしましょう!
伸縮性のある素材なら「少しタイトかな」で正解
試着したときに、少しきつく感じるくらいが適切です。
ストレッチ素材は動くと伸びるため、着た瞬間は窮屈に感じても大丈夫♪
確認方法
- 腕を動かしてみる
- 屈伸してみる
- 動きを妨げないかチェック
呼吸がしづらいほどきついのは避けてくださいね。
あくまで「少しタイト」が目安です!
肩や脇が食い込むサイズは避けて
フィット感は大切ですが、食い込むほどきついのは良くありません。
☑ 肩のストラップが食い込んでいないか
☑ 脇の縫い目が食い込んでいないか
☑ 長時間着ても痛くならないか
鏡で確認して、縫い目が肌に食い込んでいないか見てください。
めくれないトップスと合わせるボトムス選び
トップス単体だけでなく、ボトムスとの組み合わせも重要です!
ハイウエストタイプならお腹が見える心配なし
ウエスト位置が高いボトムスを選べば、トップスとの隙間が生まれにくくなります。
おへその少し上まで来るタイプなら、かなり安心♪
トップスが多少短くても、肌が見える心配がありません。
レギンスを選ぶときは、ウエストの位置を必ず確認しましょう。
ウエスト部分の幅が広いデザインがおすすめ
ウエストバンドの幅が広いボトムスは、ずれにくくなります。
- 細いゴムだけのタイプ → 動いているうちに下がってくることも...
- 幅が広いタイプ → 安定感抜群!
5cm以上の幅があるものを目安にしてくださいね♪
胸元が見えない・開かないための工夫

めくれだけでなく、胸元の開き具合も気になるポイントですよね!
ネックラインは「握りこぶし1つ分」を目安に
胸元の開き具合は、鎖骨の下から握りこぶし1つ分までが適切です。
それ以上開いていると、前かがみになったときに中が見えてしまう可能性が...
試着時に前屈して、どこまで見えるか確認しましょう。
首周りが詰まりすぎていると息苦しいため、バランスが大切です♪
インナーと重ね着する場合の組み合わせ方
タンクトップの下にスポーツブラを着る場合は、色と丈のバランスを考えましょう!
重ね着のコツ
- スポーツブラの方が丈が短いと、動いたときにお腹が見える
- できるだけ近い丈のものを選ぶ
- 色は同系色でまとめると、見えても違和感なし
ブラトップだけで着る場合の注意点
カップ付きトップスを1枚で着るなら、サポート力を確認してください。
☑ 動いたときにずれないか
☑ 胸が揺れすぎないか
☑ 前かがみで胸元が開きすぎないか
心配な場合は、上から薄手のトップスを重ね着するのも一つの方法です♪
価格帯別の選び方
予算に応じて、選び方のポイントも変わってきます。
3,000円以内でまずは試したい人向け
初めてピラティスウェアを買うなら、手頃な価格から試すのが賢明です!
この価格帯でも、基本的な機能は十分備わっています。
フィット感と丈の長さを重視して選べば、めくれの心配は少ないでしょう。
ただし洗濯を繰り返すと、伸びやすい素材もあります...
最初は1〜2着だけ購入して、様子を見るのがおすすめです♪
3,000〜5,000円は機能性と価格のバランスが◎
この価格帯になると、素材の質が上がります!
この価格帯のメリット
- 伸縮性が長持ち
- 洗濯してもヨレにくい
- 速乾性や吸汗性などプラス機能が充実
週に2〜3回通うなら、この価格帯で2〜3着揃えるのが良いでしょう♪
5,000円以上は長く使いたい人向け
高価格帯のウェアは、耐久性に優れています。
何度洗濯しても形が崩れにくく、長期間使い続けられるでしょう。
縫製もしっかりしているため、激しい動きでも安心です!
本格的にピラティスを続けると決めたら、投資する価値があります♪
手持ちの服で代用できる?見分け方のポイント

新しくウェアを買う前に、手持ちの服が使えないか確認してみましょう!
普通のTシャツやタンクトップで始めても大丈夫?
伸縮性があり、体にフィットするものなら代用可能です♪
避けた方がいいもの
- 綿100%のTシャツ(汗を吸うと重くなる)
- ゆったりしたデザインのもの(めくれやすい)
OKなもの
- ポリエステル混紡のスポーツ用Tシャツ
- 体にフィットするタンクトップ
スポーツブラは必要?普通の下着との違い
ワイヤーが入っている普通のブラジャーは、避けた方が無難です。
仰向けやうつ伏せの姿勢で、ワイヤーが背中や胸に当たって痛くなります...
動きの妨げにもなるんです。
☑ ワイヤーなしのブラトップ
☑ スポーツブラ
こちらを用意することをおすすめします!
季節ごとに気をつけたいこと
季節によって、ウェア選びのポイントが変わります♪
夏場は汗じみが目立たない色選び
汗をかきやすい時期は、色にも注意しましょう。
汗じみが目立ちやすい色
- グレー
- 淡いブルー
- ベージュ
汗じみが目立ちにくい色
- 黒
- 紺
- 濃いめのカラー全般
柄物も汗じみをカモフラージュしてくれますよ♪
冬場は寒さ対策と動きやすさの両立
寒い季節は、長袖のトップスを用意しておくと便利です!
ただし厚手すぎるものは、動きにくくなります。
薄手の長袖で、体にフィットするものを選びましょう。
レッスン中は体が温まるため、それほど厚着する必要はありません♪
初心者がやりがちな失敗パターン

よくある失敗例を知っておけば、避けることができます!
事前にチェックしておきましょう♪
失敗パターン① ゆったりサイズを選んで逆にめくれやすくなる
「体型を隠したくて大きめサイズを選んだら、逆にめくれてしまった...」
これ、実はとてもよくある失敗なんです。
ゆるい部分が動きのたびにずれ上がり、結局お腹が見えてしまいます。
正解は?
→ 体にフィットさせた方が、結果的に体型も隠せます!
失敗パターン② デザイン重視で装飾付きを選んでしまう
おしゃれなデザインに惹かれて、装飾の多いウェアを選んでしまうことがあります。
避けたい装飾
- フード
- リボン
- 大きなファスナー
これらはマットに寝たときに邪魔になるんです...
また装飾部分がマシンに引っかかる危険もあります。
シンプルなデザインの方が、ピラティスには適していますよ♪
失敗パターン③ 透け感のある素材で気になって集中できない
「薄手で涼しそうな素材を選んだら、透けてしまった...」
こんな失敗も少なくありません。
☑ 特に白やベージュなどの明るい色は透けやすい
☑ 購入前に生地の厚さを確認
☑ 重ねた手が透けて見えないくらいの厚さが理想
めくれないピラティスウェア選びで大切なこと
ここまでの内容を、最後にまとめておきますね!
迷ったら「お腹周りフィット」を最優先に
選ぶ基準に迷ったら、お腹周りのフィット感を最も重視してください。
ここがしっかりフィットしていれば、めくれの心配はかなり減ります♪
他の部分は多少ゆるくても、お腹だけは必ず体に沿っているものを選びましょう。
これがめくれないウェア選びの絶対条件です!
最初は1〜2着から始めて自分に合うタイプを見つける
いきなり何着も買う必要はありません。
おすすめの買い方
- まずは1〜2着購入
- 実際にレッスンで着てみる
- 自分の体型や動き方に合っているか確認
- 気に入ったタイプが見つかったら色違いで増やす
めくれないウェアを選べば、レッスンに集中できるようになります!
この記事を参考に、あなたに合った1着を見つけてくださいね♪
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